~F『20代で得た知見』の感想~予想以上に詰め込まれています

2022年10月6日

すみません、内容の薄い本なのかなと思ってました。

吹き出し
ししやまらい

読み応えありました!!

もっとさらっと読んで雰囲気を楽しむ、”おしゃれな本”だと思っていましたが、

自分自身で色々考えることができて、エネルギー使いました。笑

この本を読むことができてよかったです。

書店で初めて見かけたとき、白・黒・金色な表紙に惹かれたという理由で購入したんです。

ちなみに、髪が上に伸びていてドレスを着た変な人形の絵が描いてあるなと、しばらく勘違いしていました……。

この本は全4章(不完全からの出発、現実に関する幾つかの身もふたもない事実、アンチ・アンチロマンチック、愛に関する幾つかの殴り書き)、

183項目から構成されていて1項目は基本1~2ページ。数行のものもあります。

 

個人的に心を動かされた・共感できた・興味を持った項目を紹介していきます。

まだ読んでいない方のために具体的な内容には触れず、自分の感想だけ書き連ねるスタイルでいきます。

全体としての感想は、最後にまとめて書きます。

項目の感想はよくわからないと思うので、

最後のまとめだけ読んでいただいて構いません

目次

5.完璧主義者はミケランジェロだけでよい

準備はしっかりした!今がいい時だ!というのはそんなにないんですね。

思い返せば、なんとなくこの期間までにできるだろう、と思っていてもできていないことが多かったですし。

このブログもそんな感じで、ちゃんとできてから進むのではなく、進みながら形を作っていきます。

そのうち、いいものになってきたかな、と思えれば嬉しいな。

 

24.継続しない選択

合わないことは、継続してもあんまり意味ないですよね。

 

経済的な問題でしばらく継続せざるを得ないことはあるかと思いますが、それを終えて次にやってみたいことはどんどん考えて良いと思います。

周りが何か言ってきたり、周りに変に思われるかと気になったりすることもありますが、そういうことを気にしない「信じるのは自分」マインドって結構大事なんだなと思いました。

 

80.逃げても「それ」は追ってくる、社会人三年目の一教訓として

ぼくも目を背けていたり・忘れているつもりでいたのでしょう。

またはもう自分の中で解決したと思い込んでいたのかもしれません。

しかしずっと近くにいたんです。

案外、小さい時からの性質って侮れないです。

 

ぼくも今「やりたかったこと」(だったのかもしれないこと)に向き合っていますが、勝てるかはわかりません。

5の感想とも繋がりますが、今やらないと結局もっと後になり後悔してしまうと思います。

道は外れる代わりに、全力でやる必要はあるんですけどね。

それも楽しみたいです。

 

全体の感想

吹き出し

ぼくは20代を楽しみます!

本の感想って難しいです!上手く書けませんでした!

ぼくは20代でこの本に出会えてよかったです。

特に半分くらいは一気に読んでしましました。

(後半はちょっと慣れてきて新鮮さは少なくなってしまいましたが)

もちろん20代を超えてしまったらこの本は面白くない、という訳ではないです。

こんなこと自分は20代でわからなかったよ~、とか色々考えながら読み進められるのではないでしょうか。

ぼくにとって『20代で得た知見』は他の本以上に、ただ文字を追うものではなく、

自分との比較や考えの違いを考えながら読むものでした。

無意識に頭を使うので全体を一気に読もうとすると、けっこう疲れます。笑

最初から読む必要はないので、

目次を見て気になる項目のところから読んでいくといいと思います。

全部を参考にする必要はないですが、

自分で「ここの部分いいな」と思えたところが

見つかれば今後の役に立つのではないでしょうか。

ぼくは現在、仕事面で不安に思うこともあったのですが、それらの悩みが軽くなりました。

具体的に、「悩んでいる人へ!」という雰囲気の本ではありませんが、意外と自己啓発にいいのかも

最初の印象は、この本は20代の苦い経験が書いてあって、共感しながら

「う~、そういうこともあるよなー(苦笑)」って感じでちょっとメンタルにくる本なのかと身構えていました。

しかし実際読んでみると、ぼくはむしろ

「いい考えだな!参考にしよう」と

メンタルを強くすることができたと感じます。

(ぼくは基本的にそういう作品が好みなんですよね。心にグサッとなると辛くなってしまうんで)

著者Fさんの文章の書き方・言い回しはぼくは好みでした。

たまに、普通は読めない読み方の漢字があるので、フリガナを振ってあればなお良いですね。笑

知らなかったのですが、映画になった

『真夜中乙女戦争』の原作者だったのですね。

そちらも読んでみます。

ありがとうございました!