ホームシックや勉強が大変で留学を辞めたい。留学辛い。中断・短縮したいと思ったら読んでください~ホームシック編その3~
つらいよね。
この記事を見つけてくれてありがとうございます。
数年前に中国に初めて留学したぼくですが、
初日からホームシックでした。
⇒中国留学・ぼくの経験と留学前にできるホームシック対策 を読む
留学のプログラムを終えるまでの4か月間、
日本を恋しく思わない日はありませんでした。
あんなに4か月を長いと思ったのは、
留学時が最初で最後だと思います。
ぼくは結局中断はしませんでしたが
『留学を辞めたい・つらい』
と思うあなたの気持ちはよくわかります。
まずは
「無理して続けようとしなくていい」
「辞めたい、という気持ちを認めていい」
ということを伝えたいです。
事情があると思うので、実際どうするかはあなたが決めることです。
たくさん悩んでいろいろ調べているところなのでしょうか。
これを読んで、あなたの気持ちが少しでも軽くなれば幸いです。
目次
ぼくの留学経験
ぼく、ししやま らい はまだコロナが流行っていないころ、大学時代に中国に約4か月間留学をしていました。
これが初めての海外経験でした。
しかもぼくは内向型なので、
海外と言っても友達とウェーイって感じじゃなく、
授業が終わるといつも寮にこもっていて、
たまにひとりで観光に行く毎日でした。
ひとりで行動することはむしろ好きなことなのですが、日本が恋しくてたまりません。
ずっとホームシックにかかっていました
とくに最初の1か月は帰りたい、帰ってしまおうと思っていて、
「留学 辛い」
「留学 ホームシック」
「留学 辞めたい」などなど検索していました。
もちろんここで辞めるのかという厳しい意見もありましたが、
辞めてもいいという意見もありました。
そういう考えに救われました。
そして「留学」が過ぎるのを待つというより、「一日一日」が過ぎるという考えかたをしようと思えました。
やっぱり時間は長く感じましたが、なんとか最終日を迎えることができました。
罪悪感を感じるのはこんな理由?
海外に慣れていて、最初から一人で何もかも決めることができる人なら、やめるハードルは高くないと思います。
でも普通はそうじゃない人が多いですよね。
ぼくの場合、大学で一から中国語を教えてくれた先生。
交換留学の手続きをしてくれた大学の職員の方。
留学を許可して、金銭面のサポートをしてくれた両親。
留学するんだ、すごいねと言ってくれた友人。
「支えてくれた人に申し訳ない」
と思ってしまう気持ち、わかります。
それに、ここで留学のプログラムを完了できないと、単位が取れず
日本で留年しなくてはならなかったり、
その学部を卒業できなかったりと、
どうしてもやらないとという人もいるでしょう。
あとは、自分が成績がよかったから留学に参加できた場合
「参加したくてもできない人もいたのだから自分が頑張らないと」
という優しい人もいるかもしれません。
ぼくは学生だったので、
学校の評判を落としてしまうかもしれない、
後輩に迷惑をかけるかもしれない、
という気持ちもありました。
長い人生の中では小さいこと
留学をやめたい思いは強いのに、理由がありとてもじゃないが辞めるなんて言えない。
今は、とてもつらく大変なことでしょう。
確かに、辞めたいと言って、実際に辞めたらしばらくは批判する人がいるかもしれません。
責めるようなことを言う人がいるかもしれません。
でも長い人生を考えてみると、けっこう小さいことなんです。
批判した人も、10年後は気にしていないでしょう。
ぼくは留学のことを思い出して「あんなことあったな」と思いをはせたりしますが、それが自分にとって人生最大のすごいこと!とは思っていません。
留学から学んだこと・身に着いたことはたくさんありましたけどね。
重要なのはいつも
「過去」より「未来」です。
「この人はどういう人なのか」を考えるとき、
学歴より今その人がどういう考えをする人なのか、今何を目標としているのか、ということが重要だと聞くこともありますよね。
ぼくは留学しているときは、大学を卒業したら普通に就職するものかと思っていたのに、すぐ辞めることになっちゃいましたし、何が起きるかわからないんです。
今は収入は普通より少ないですが、人生においてお金を諦めたわけではありません。
むしろこれから人並み以上に稼ぎたいと考えています。
何が言いたいのかわからなくなってきてしまいました。
今、挫折だと思っていることも
「あの葛藤は無駄じゃなかった」
と思えるのではないでしょうか。
それに留学を決意できたあなたなら、
今はマイナスな気持ちでも、
これからの人生をよりよくしていくことは難しくないでしょう。
帰国後にしたいこと・できることは?
では「未来」を大切にするためには
帰国後に日本でしたいこと・できること・
頑張ることは何かを考えてみましょう。
留学を中断した場合でも、
終了した場合でもどちらで考えてもらってもいいです。
「罪悪感を感じる理由」がお金だった場合、
帰国したら今まで以上にアルバイトを頑張って、
留学にかかった分のお金を自分で稼いで親に返す。
留学先の環境は合わなかったけど、語学学習は諦めたわけではない場合、
帰国してしっかり勉強して
語学の検定に合格する。
そして後輩に教えられるくらいになる。
などなど。
帰国後にできることは、この留学より大変なことですか?
それでも帰国したいという思いは強いですか?
ぜひしっかり考えてみてください。
健康が一番です
自分で考えることは大切とは言いましたが、
体調がすぐれないという場合は、お金とか、
単位とか、考えるべきことはあっても、
帰国を優先することを考えてほしいです。
留学は結局続けたぼくでしたが、新卒で入った会社はすぐ辞めてしまいました。
理由はまず「自分には合わない」という思いでした。
そこから研修を受けてストレスに感じたり、自分でぐるぐる考えているうちに、
体調不良になってしまい、
「やっぱり辞める必要があるな」と感じました。
食欲がなくて、いつも美味しく食べているはずのものが食べられない。
つらかった。
そのときの記事にも書きましたが、体調はわりと早く回復しました。
体調が良くなっても、会社に戻りたいという気持ちは起きませんでした。
今、このようにブログを書きながらフリーターをしています。
後悔していません
さっきも言ったように収入は正直良くないですけどね、これから頑張りますし、
何より無理せず健康で自分らしくいられているというのが嬉しいんです。
もしつらいことを無理して続けていたら、心がダメになってしまいます。
一回ダウンしてしまったら簡単に回復、というわけにはいかないでしょう。
今、つらい。
留学の何か月や何年かを無理して、今後のメンタルに悪影響を与えるか。
最初だけ恥だと感じたとしても、
今後の健康のために辛いことから抜け出すか。
かっこ悪くない、無駄にはならない
留学先で楽しめなくても、あなたはひとつ成長できたことがあります。
今までの自分の生活をあたりまえでないと気づけたことです。
友人・家族の大切さ。日本の食事やおもてなし、清潔感。
あなたはこれまで以上に人に優しくできるでしょう。
留学が嫌だと思ってしまっても、自分を責めないでください。
留学しようと決意したことは、無駄にはなりません。
かっこ悪くないよ
おわりに
やめていい。やめなくてもいい。
頑張ってみるのもいい。頑張らないけど続けるのもいい。
自分でじっくり考えられただけですごいです。
なんか留学ってすごく大きな決断!大きなイベント!って感じですよね。
グローバル化が進んできていますが、
留学に行くこと・合わずに帰国できること、
どちらもフランクにできる世界になるといいんじゃないかな、なんて思います。
ぼくは日本に帰りたいと思っていましたが、
なんとか留学を途中で中断せず続けられました。
理由等は長くなってしまうので、別の記事を作成しました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
他の人には言えないけど、なんか気持ちを吐き出したい。
とかあれば、返信できないときもあるかもしれませんが、
お問い合わせフォームに何か送ってください。
ハンドルネームでかまいません。
あなたの気持ちが軽くなれば嬉しいです。