ホームシックでも留学を続けられたわけ、ホームシックは乗り越えられる?家族と連絡とっていい?~ホームシック編その4~

2022年10月10日

前回は、留学を辞めたいと思った人向けに記事を書きました。

ホームシックや勉強が大変で留学を辞めたいを読む

今回伝えたいのは、

留学を中断せずに、続けるとなった場合の

心の持ち方

そのひとつに

「この貴重な経験はもうないだろうから、

記録してあとでなにかのネタにできる」

という考えがありました(笑)

ししやま らい

なんとかやり遂げたんです

「ホームシックを完全に乗り越えて

とにかく楽しむ!」ことはできなかったぼく。

最後まで「帰国するまであと何日だ!」と考えていました。

しかし早く帰りたい気持ちはあるものの、

その間ず~~っと沈んだ気持ちで、

帰国の日が来るまで過ごしていたわけではありません。

ではぼくはどういうふうに、

寂しさ・心細さと付き合いながら

留学を終えることができたのか?

思い返してみました。

これは成長のための修行だ

まず、そう思うようにしました。

学校の授業はいつも同じ時間。

毎日の時間の使い方も、いつも同じになってきます。

外国で生活することは最初は慣れないですが、

慣れてくれば時間の経ち方も最初よりは短く感じてきます

それでも日本での生活に比べたら、時間が経つのまだかまだかって感じでしたけどね。

授業が早い時間からということと、

ぼくは夜型という理由で午前中は特にテンションは低かったです。

でも余計なことは考えず、

余計(ネガティブ)な感情は気にしすぎず、

多少鈍感にいこうと思うようにしていました。

なんていうか、感情を平らにする、

という感じかな。

修行なのだ。

途中帰国する考えがなくなってきたころ、銀行の口座開設からのキャッシュレス支払いの登録ができるようになりました。

そして留学生活後半は、

ひとりで片道2時間くらいかけて観光地へ行けたり、

帰国する頃には荷物を郵便で送れたり、

スムーズに退寮手続きを終えることができました。

今思えば、孤独でよくそこまでできたなと自分で感心してます。

留学しようと思った理由を思い出す

留学をしようと思った理由・留学までにやってきたこと(中国語学習など)を思い出してみるのです。

すると「もうちょっと頑張ってみるか」と思えたのです。

以前、ぼくはこんなことを書きました。↓

⇒留学をしようと思った理由 を読む

帰っても結局面倒なことはある、

自分で選択したことだからやりきろう

ということでぼくは留学を続けることにしました。

交換留学生として留学ができる機会はもうない

ことだから、へっぽこでも何とかやりきろう~ってね。

終わったら、少しでも

自分がレベルアップしたのを感じられるはず。

小さな楽しみを見つける

食べ物

おいしい食べ物は見つけられましたか?

それは日本で食べることはできますか?

ぼくは日本に帰ってきて、

留学のことを懐かしく思う、一番の要素は

「食べ物」でした。

「あのお店はとくに美味しかったから、留学中に何回もいかなくては」

「あのお店はまだ行ったことがないけど、気になるから留学中に1回は行っておかないと」

という風に小さな

「留学中に達成してから帰りたいこと」

を考えてみると、

すぐ帰国するのは惜しいな、と思えてきます。

散歩

そうそう、こんな雰囲気のところあった
(これはフリー画像)

観光ツアーとかじゃ見られない、

観光地以外の人々の生活に関わるところを観察

してみるのはおもしろいです。

ほかの大学の敷地を歩き回って見たり、その大学の食堂で食べてみたり。

小さい商店を見てみたり。

タピオカミルクティー片手に一人で、

外をてくてく歩いていると、

ホームシックでゆううつな気持ちも晴れてきました。

人との関わり

積極的に人と関わるのはしなかったぼくだけど、

スムーズに会話ができた!というとき

とか店員さんにちょっと話しかけられた

(向こうも留学生だとわかっている)、

嬉しいものでした。

そういう気持ちになると「留学も悪くない」

と思えるのではないでしょうか。

記録することであとでネタにできる

中国語で書いた簡単な日記のほか、

ホームシックになっているときの気持ちも

手帳にメモしていました。

そのときの気持ちを、後で読んでもわかるようにしておいたのです。

実際に今、留学時を思い出してブログに書いています。

メモしておいた理由は、出来事と気持ちの整理だけではありませんでした。

「今、大変でもこの体験は貴重なものなのではないか」

他の人がしていない体験をして、なにか制作できたら一石二鳥かも」

当時はマンガにまとめようかな、とか考えていました。

そのときのぼく!

今ブログ書いてるよ~!

今辛いかもしれないけど、その経験で

ほかの人の悩みを軽くできるかもしれないよ!

日本の家族、友人と連絡をとる

とにかく語学力を上げたい!

場合は「留学先で日本語をほとんど使わない」

のがいい方法、とか言われます。

でもここではそういう段階じゃなく、

まずメンタルを安定させたいという人。

日本の家族、友人と連絡をとるの、OKです。

ぼくは3日に1回くらい、家族にメールを送っていました。

けっこう多いほうかもしれませんね。

でもそれで語学力が落ちる心配はありませんでした。

もともとレベル低いのもありますが!

家族や友人に近況報告をすることで

改めて「貴重な経験をしているのだな」と気づけます。

留学先の日本人の知り合いをつくるのも、OKです。

その子達も案外、早く帰りたいと思っていたりします。

少し愚痴ったりなんかすると

「あと何か月かぁ。お互い頑張ろっか」

というように、実際にはすぐ帰れなくても

心は軽くなります。

おわりに

ホームシックでも留学を続けるために

「貴重な経験だということを改めて考えてみる」

ことが大事です。

それを認識できれば、あとはけっこう自由?にやっていいんじゃないかと思います。

ぼくは人から見れば

「冴えないぼっち引きこもり留学生」

だったかもしれませんが、

思い返すとけっこう頑張っていたんだなと、

これを書いて思いました。

自分でいいと思えればそれでヨシ!

単位取れればヨシ!

取れなくてもまあヨシ!

ししやま らい

健康で帰れればヨシ!

ぼくは留学中、運が良かったのか何なのかわからないけど、

体調不良で学校を休んだりはありませんでした

基本的に体は丈夫ではあるのですが。

いや、すごく気が張っていたのかな。

その反動なのか帰国する日、

空港から家までのバスで頭が痛くなり、

家に着いたと思ったら熱が出てしまいました。

もし現地で体調不良を感じたら、無理に学校に行かず、しっかり休んでください。

ほかの記事でも何回も言っていますが、

健康大事!

ホームシックになったと気づいたぼく。

大げさかもしれませんが、ぼくは

「何か災害とかがあったとき、この地でしにたくない!」と思いました。

やっぱり日本がいいと思えました。

そのうち「留学で気づいたこと」って感じの内容の記事も執筆しようと思います。

ありがとうございました。